ところが家族旅行に行った際、うっかり気を抜いて食前酒を呑んだところ、映画「貞子vs伽〇子」のあらすじを両親に説明しているうちにまたもや笑いが止まらなくなってしまいました。
最初はスリリングかつスタイリッシュな映画の内容のせいかとも思ったのですが、部屋に戻って布団に入ってもずっと笑っているので、「あ、酔っているんだな!?」と遅まきながら気付いたのです。
どうも日本酒系は頭が痛くなって体が熱くなり動悸がするくらいで済むのですが、カクテル系の何かに大笑いする成分が入っているようです。
味が好みなのもあり、最近では状況が許すなら日本酒をよく頂くようになったのですが、たとえお酒がなくとも、酒のつまみ系の食事は大好物です。家で自炊する際にはちょいちょい創作料理に励んでいるのですが、最近のヒット料理は「玉ねぎとジャガイモのアンチョビ炒め」です! 別に訊かれたわけではありませんが、せっかくなので皆さんにも作り方を押し付けますね。
まず、ジャガイモ(大)1個、玉ねぎ(小~中)1個、アンチョビ缶(スーパーで売っている内容総量50gで300円くらいのやつ)を用意します。まずジャガイモの皮をむき、5mm程度にスライスし、レンジで3~5分チンします。玉ねぎは皮をむいて櫛切りにします。アンチョビの缶を開けて中の油をフライパンに落とし、玉ねぎと炒めます。軽く火が通ったらアンチョビとジャガイモを合わせ、しっかり混ぜ合わせて出来上がりです!(※アンチョビを最初に投入するとフライパンに焦げ付いてしまうので、そこだけは注意してください)
どうです、簡単でしょう? アテにもぴったりのお味です。お好みによってブラックペッパーを合わせてもいいかもしれません。
ただしこれ、塩分が多いので、一食で平らげるのはあまりおすすめ出来ません。玉ねぎも一気に丸々一個食べると胃腸への刺激が強すぎて、ちょっと大変なことになります(経験談)。
何名かで楽しくお酒を飲む時や、私のように「一人でも何食かに分けりゃいいんでしょ、それでもつまみ系のおかずが食べたいんだよ!!」という気分の時は是非試してみてください!
阿部智里(あべ・ちさと) 1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。17年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く著書「八咫烏シリーズ」は累計130万部を越える大ベストセラーに。松崎夏未氏が『烏に単は似合わない』をWEB&アプリ「コミックDAYS」(講談社)ほかで漫画連載。19年『発現』(NHK出版)刊行。現在は「八咫烏シリーズ」第2部『楽園の烏』を執筆中。
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