『容疑者Xの献身』からは、あの石神と、驚きのジャンルが選出!

 直木賞受賞作にして、累計発行部数が295万部を突破している大ベストセラー『容疑者Xの献身』より、3作品が選ばれた。

「この作品は、小説の世界観を見事に表現してくださっています。『東野圭吾の小説のどれかを表現した絵です』、と問うた時に、全員が答えを分かるのではないでしょうか。とにかく絵が上手い!」(東野氏)

東野さんが絶賛するのは、sekuda(@i_WantMoreTime)さんの作品。ダルマの石神が見事に表現されている。


 

石神でもう1作。公衆電話から、電話する後ろ姿を描いたすびはた(@x5ldsf)さんの作品。

「こちらも、背中で、あの石神を見事に表現してくれています」(東野氏)


「文章表現から1つ選びました。これは小説では書かなかった、(花岡)靖子の娘・美里の複雑な心情が描かれています。私が言うのもなんですが、『美里さんはきっとこう思っていたんだろうな』と、言いたくなるくらいの出来です。文章も上手ですね」(東野氏)

 龍霧レダ(@Ryum_Leda)さんの作品は、描かれていない人物の心情、つまり裏設定にチャレンジした意欲作。東野氏が認めた創作文章を、ぜひ楽しんでほしい。

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