東野氏大絶賛! 最優秀作品を争った2作品はこれだ。

「この作品は最後まで迷いました。事実上の準優勝ですね。長篇の名場面をこんなに描いてくれた。これは嬉しかったですね」(東野氏)

 縞太郎あきら(@akira_exhale)さんが、「25年の軌跡を」とコメントしている作品。まさにガリレオシリーズ10作を記念すべき、名場面のオンパレード。


そして最優秀作品は!

誤解(@detec_glass)さんの作品は、『虚像の道化師』から短篇「心聴る」(文春文庫169頁)で、捜査中に怪我をした草薙を、湯川が見舞う場面だ。

「最優秀作品は、この方です。湯川と草薙の関係性、友情を見事に描いてくださっている。棚の上の手土産のメロンというディテールが抜群です。湯川がメロンをむき出しで持ってきたことに触れた草薙に、『箱や籠が欲しいのか』と湯川が返す。ここを描いてくれるとは!驚きました」(東野氏)

 ガリレオの短篇では、湯川と草薙が最初に会う場面、つまり事件への協力を依頼される場面に様々な工夫が凝らされている。「心聴る」のこの場面は、ユーモアと、二人が会う必然性が両立している。どんなユーモアなのかは、ぜひ、本編で確認していただければ!

 100点近い応募作から選ばれた最優秀賞の制作者には、ガリレオ10記念セット【オリジナル刻印入りバカラグラス、図書カード1万円分、オリジナルインスタントコーヒー「湯川ブレンド」、オリジナルマスク】を贈呈します。

 また、優秀賞の10名には、『透明な螺旋』オリジナル図書カード5000円分と、オリジナルインスタントコーヒー「湯川ブレンド」をお送りします。
 
そして、特別賞30名にオリジナルインスタントコーヒー「湯川ブレンド」を、そのほかの方々に参加賞としてガリレオオリジナルマスクをお届けします。
(賞品の発送をもって、当選の発表とさせていただきます)

 皆さま、ガリレオシリーズのご愛読、そして、ご応募ありがとうございました! 担当者一同、感謝申し上げます。