毎年恒例の秋の文春文庫ミステリーフェア、今年は、知念実希人さんの新刊『十字架のカルテ』を筆頭に、貴志祐介さん、ジェフリー・ディーヴァーといった強力作が目白押しです。あなたの好きな「謎」がここにあります!
■今月の新刊より
知念実希人『十字架のカルテ』
犯罪者の心の闇に迫る精神鑑定医。医療ミステリーの新境地!
精神鑑定の第一人者・影山司に導かれ、容疑者たちの心の闇に迫る新人医師の弓削凜。だが、彼女も心の中で重い十字架を背負っていた。
ジェフリー・ディーヴァー『カッティング・エッジ 上下』
リンカーン・ライム・シリーズ原点回帰の傑作!
物語の幕開けは、ニューヨークのダイヤモンド地区にある宝石商。
経営者の男性と、客の男女の3人が惨殺された。
報せを受けたリンカーン・ライムは、妻で刑事のアメリア・サックスらと捜査に乗り出す。
しかし、現場の状況には不可解な点が多く、防犯カメラのデータも持ち去られていた。
匿名の通報者の行方もわからない。
焦りが募る中、次なる犠牲者が!
貴志祐介『罪人の選択』
人間の愚かさとは? 貴志祐介ワールド全開の作品集
パンデミックが起きたときあらわになる人間の本性を描いたSFから手に汗握るミステリーまで、人間の愚かさを描く作品集が文庫化。
さらに今年は、新刊『罪人の選択』を刊行する貴志祐介さんに文春文庫のオススメミステリーを選書していただきました。
■貴志祐介さんオススメ 文春文庫 珠玉のミステリー
冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』
子どもたちが選ぶのは死か、それとも
安楽死をするために集まった十二人の少年少女。そこには謎の十三人目の死体があった――。彼らは、このまま安楽死を実行できるのか。
スティーヴン・キング『ミスト 短編傑作選』
スティーヴン・キングを読むならまずコレ!
映画化・TVドラマ化された巨匠の傑作「霧」。ほかキングの初期作品から選り抜いた傑作選。
【収録作品】
ほら、虎がいる
ジョウント
ノーナ
カインの末裔
霧
「ミスト」として映画化され、TVドラマ化もされたスティーヴン・キングの代表作「霧」。スティーヴン・キング通が口をそろえて、「はじめてキングを読むのなら『霧』から」とオススメするホラー史上に残る傑作です。この「霧」を収録したキングの短編集『SKELETON CREW』から、傑作を選りぬいて編んだ作品集です。
貴志祐介『悪の教典 上下』
衝撃の映画化で話題沸騰!
有能な教師の仮面をかぶった学園に潜むモンスター、蓮見聖司ことハスミン。モリタートの口笛とともに完璧な犯罪が重ねられていく
文春文庫 「謎解きミステリーフェア」対象本
『火村英生に捧げる犯罪』
『赤い砂』
『殺し屋、やってます。』
『リピート』
『死体は語る』
『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻』
『十二人の死にたい子どもたち』
『極悪専用』
『赤い博物館』
『木洩れ日に泳ぐ魚』
『午前三時のルースター』
『ガラスの城壁』
『悪の教典 上』
『悪の教典 下』
『夜の谷を行く』
『ミスト 短編傑作選』
『後妻業』
『インフルエンス』
『時の渚』
『ある人殺しの物語 香水』
『幽霊人命救助隊』
『白墨人形』
『神様の罠』
『帰還』
『名画の謎 ギリシャ神話篇』
『静おばあちゃんにおまかせ』
『暗鬼』
『サロメ』
『秘密』
『手紙』
『吉原暗黒譚』
『疑惑〈新装版〉』
『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』
『ソロモンの犬』
『とり残されて』
『悪人』
『その女アレックス』
『罪人の選択』
『十字架のカルテ』
『カッティング・エッジ 上』
『カッティング・エッジ 下』
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