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【速報】第170回直木三十五賞候補作が発表されました。

【速報】第170回直木三十五賞候補作が発表されました。

日本文学振興会より、第170回直木三十五賞の候補作が発表されました。選考委員会は、きたる2024年1月17日(水)都内で開催されます。

◆選考委員(五十音順) 浅田次郎角田光代京極夏彦桐野夏生髙村薫林真理子三浦しをん宮部みゆき

◆正賞:時計  副賞:賞金100万円


候補作品(作者名:五十音順)

加藤シゲアキ(かとう しげあき)「なれのはて」講談社

©羽田誠

1987年生まれ。青山学院大学法学部卒業。2012年『ピンクとグレー』で作家デビュー。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら作家としても精力的な活動を続けており、評価を高めている。

〈作品〉『ピンクとグレー』2012年角川書店刊。『閃光スクランブル』13年角川書店刊。『Burn.―バーン―』14年KADOKAWA刊。『傘をもたない蟻たちは』15年KADOKAWA刊。『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』17年扶桑社刊。『できることならスティードで』20年朝日新聞出版刊。『オルタネート』20年新潮社刊=第164回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第8回高校生直木賞受賞。『1と0と加藤シゲアキ』22年KADOKAWA刊。


河﨑秋子(かわさき あきこ)「ともぐい」新潮社

©新潮社

1979年生まれ。北海学園大学経済学部卒業後、ニュージーランドで1年間緬羊飼育を学ぶ。帰国後、酪農を営む実家で従業員と羊飼いをしながら小説執筆を開始。2012年「東陬遺事(とうすういじ)」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)、14年『颶風の王(ぐふうのおう)』で三浦綾子文学賞、16年同作でJRA賞馬事文化賞を受賞。19年十勝管内に転居し、以後は執筆に専念。    

〈作品〉『颶風の王』2015年KADOKAWA刊=三浦綾子文学賞受賞、JRA賞馬事文化賞受賞。『肉弾』17年KADOKAWA刊=第21回大藪春彦賞受賞。『土に贖う』19年集英社刊=第39回新田次郎文学賞受賞、第36回織田作之助賞候補、第33回三島由紀夫賞候補、第11回山田風太郎賞候補。『鳩護』20年徳間書店刊。『絞め殺しの樹』21年小学館刊=第167回直木賞候補、第39回織田作之助賞候補。『鯨の岬』22年集英社文庫刊(「東陬遺事」併録)。『清浄島』22年双葉社刊。


嶋津輝(しまづ てる)「襷がけの二人」文藝春秋

1969年生まれ。2016年「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞。19年、受賞作を収めた『スナック墓場』で単行本デビュー。

〈作品〉「ラインのふたり」アンソロジー『女ともだち』(2018年文春文庫刊)所収。『スナック墓場』19年文藝春秋刊(文庫化に際し『駐車場のねこ』に改題)。「猫とビデオテープ」アンソロジー『猫はわかっている』(21年文春文庫刊)所収。「漂泊の道」アンソロジー『私たちの特別な一日』(23年創元文芸文庫刊)所収。


万城目学(まきめ まなぶ)「八月の御所グラウンド」文藝春秋

1976年生まれ。京都大学法学部卒。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。

〈作品〉『鴨川ホルモー』2006年産業編集センター刊(のち角川文庫刊)。『鹿男あをによし』07年幻冬舎刊=第137回直木賞候補。『プリンセス・トヨトミ』09年文藝春秋刊=第141回直木賞候補。『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』10年筑摩書房刊=第143回直木賞候補。『とっぴんぱらりの風太郎』13年文藝春秋刊=第150回直木賞候補。『悟浄出立』14年新潮社刊=第152回直木賞候補。


宮内悠介(みやうち ゆうすけ)「ラウリ・クースクを探して」朝日新聞出版

©朝日新聞出版写真映像部

1979年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2010年「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞、12年同作収録の『盤上の夜』で単行本デビュー。

〈作品〉『盤上の夜』2012年東京創元社刊=第147回直木賞候補、第33回日本SF大賞受賞。13年第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。『ヨハネスブルグの天使たち』13年早川書房刊=第149回直木賞候補、第34回日本SF大賞特別賞受賞。『エクソダス症候群』15年東京創元社刊。『アメリカ最後の実験』16年新潮社刊=第29回山本周五郎賞候補。『彼女がエスパーだったころ』16年講談社刊=第38回吉川英治文学新人賞受賞。『スペース金融道』16年河出書房新社刊。『月と太陽の盤』16年光文社刊。「カブールの園」16年文學界10月号=第156回芥川賞候補、単行本は17年文藝春秋刊=第30回三島由紀夫賞受賞。『あとは野となれ大和撫子』17年KADOKAWA刊=第157回直木賞候補、第49回星雲賞受賞。「ディレイ・エフェクト」17年たべるのがおそいvol.4=第158回芥川賞候補、単行本は18年文藝春秋刊。『超動く家にて』18年東京創元社刊。『偶然の聖地』19年講談社刊。『遠い他国でひょんと死ぬるや』19年祥伝社刊=令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。『黄色い夜』20年集英社刊=第37回織田作之助賞候補。『かくして彼女は宴で語る』22年幻冬舎刊。


村木嵐(むらき らん)「まいまいつぶろ」幻冬舎

©富本真之

1967年生まれ。京都大学法学部卒。2010年『マルガリータ』で第17回松本清張賞を受賞してデビュー。

〈作品〉『マルガリータ』2010年文藝春秋刊。『雪に咲く』13年PHP研究所刊。『やまと錦』17年光文社刊。『夏の坂道』19年潮出版社刊 。『まいまいつぶろ』23年幻冬舎刊=第12回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞、第13回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。

単行本
襷がけの二人
嶋津輝

定価:1,980円(税込)発売日:2023年09月25日

電子書籍
襷がけの二人
嶋津輝

発売日:2023年09月25日

単行本
八月の御所グラウンド
万城目学

定価:1,760円(税込)発売日:2023年08月03日

電子書籍
八月の御所グラウンド
万城目学

発売日:2023年08月03日

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  • 『赤毛のアン論』松本侑子・著

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    応募期間 2024/11/20~2024/11/28
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