猫を棄てる 父親について語るとき 村上春樹 高妍

726 (税込)
発売日2022年11月08日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ネコヲステル チチオヤニツイテカタルトキ
ページ数 128ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年11月10日
ISBN 978-4-16-791952-8
Cコード 0195
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入

猫を棄てる 父親について語るとき 村上春樹 高妍

726 (税込)
発売日2022年11月08日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ネコヲステル チチオヤニツイテカタルトキ
ページ数 128ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2022年11月10日
ISBN 978-4-16-791952-8
Cコード 0195

各紙誌で絶賛! 村上作品の原風景がここにある

父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。

ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。

寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。
中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。
子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。

いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。

村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、
自らのルーツを初めて綴った、話題の書。

イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌₋収集群風₋』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。

特設サイトへ

本の話おすすめ記事

もっと見る
閉じる

おすすめ記事

もっと見る
閉じる

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より

「父親に関して覚えていること」。
本書はこんな一文で始まります。
夏の午後、二人で海に猫を棄てに行ったこと。
阪神タイガースの熱心なファンだったこと。
中国で戦争体験があり、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていたこと……。
父の記憶・体験を掘り起こしながら、村上さんが自らのルーツをたどる
ファン必読のノンフィクションです。
イラストレーター高妍さん(『緑の歌ー収集群風―』が話題!)の、懐かしさが感じられる挿し絵と一緒にお楽しみください。(KK)

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入

Rankingランキング

全て見る

Eventイベント

最新イベント

一覧を見る
【金沢&富山W地元開催】新刊『銀嶺のかなた』刊行記念 安部龍太郎さんサイン会が小説の舞台となった加賀前田藩お膝元で開催!
【金沢&富山W地元開催】新刊『銀嶺のかなた』刊行記念 安部龍太郎さんサイン会が小説の舞台となった加賀前田藩お膝元で開催!
11/22(金)19:00~イベント開催! 中山祐次郎×秋谷りんこ トークイベント「お仕事小説を書こう!」
11/22(金)19:00~イベント開催! 中山祐次郎×秋谷りんこ トークイベント「お仕事小説を書こう!」
長嶋有×宮内悠介トークライブ「僕たちの原点を探して」開催
長嶋有×宮内悠介トークライブ「僕たちの原点を探して」開催
文藝春秋 コミック編集者募集 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 佐伯泰英特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション