柳井 逆に紙の方が便利になっちゃったんだ(笑)。
司会 マンガ家さんに聞くと、昔みたいなコマ割りができなくなったと言いますね。今は連載もネットが多いので、扉でも見開きをブチ抜きでバーンみたいなインパクトのある絵は描けなくなったと。
柳井 逆に、ネットで連載されたマンガが紙の本になると、読みにくいときがありますね。普通のマンガの流れと違うから、これは電子で読んだ方がよかったなと思いました。
加藤 外国の人が初めて日本のマンガを読むと、目の運びがわからないらしいです。欧米はコマの中は横書きですよね。日本語は縦書きが多いから余計わかりにくいのかもしれません。
松原 先ほど柳井さんがおっしゃっていた、若者たちが興味を持っているところから導線を引くという意味では、最近、ZOZOTOWNと組んでキャンペーンをやったんです。ZOZOTOWNで洋服を買った人にオマケとして電子書籍クーポンが付いてくるというものですが、紙の本を購入したお客様に電子書籍クーポンを付けたときより、利用いただけた比率が高かったのには驚きました。
全然違う客層と思っていた人たちでしたが、本は汎用性の高い商材なのでこのような結果になったのかなと思っています。やはり、電子書籍は仕掛けが大切だなと改めて思いました。
『#電書ハック』の購入は以下の電子書籍サイトから
【honto】
https://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-20012-121979037-001-001.html
【Reader Store】
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『赤毛のアン論』松本侑子・著
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