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<対談>家入レオ×千早茜「嘘がない自分を受け入れたから、見えてきた」

<対談>家入レオ×千早茜「嘘がない自分を受け入れたから、見えてきた」

別冊文藝春秋

電子版30号

出典 : #別冊文藝春秋
ジャンル : #小説

家入 こちらこそ……(千早さんのお土産のスイーツを口に運んで)えっ、これうまっ!

千早 私も甘いものに目がなくて、今朝もパフェのコースを食べてきたんですよ。この後もパフェを食べて帰ろうと思って。

家入 えーっ! 今度連れてってください!

千早 ぜひ行きましょう。

家入 千早さんのおうちにもお邪魔しに行かなきゃ。

千早 私、そんなに邪魔されないから安心していらしてください(笑)。

家入 ああ、この感じ……。千早さんって、なんだか独特なベールに包まれてますよね。お話ししていると優しい方だなと感じますが、男性からしたらきっと謎が多くて大変でしょうね。

千早 そう見られているのかな(笑)。長女なので面倒見はいいほうだと思うのですが。優しいかどうかは相手が決めることなので、私にはわからないけど。

家入 ほら、そういうところ。自分が渡したボールを、相手がどういうふうに受け取るか強制しないところもそそるし、追いたくなってしまうんですよ。罪な人です……。


家入レオ ヘアメイク:奥原清一(suzukioffice)
撮影:家入レオ、千早茜、佐藤亘(文藝春秋)
構成:宮田文久、編集部


いえいり・れお 福岡県出身。13歳で音楽塾ヴォイスの門を叩き、青春期ならではの叫び・葛藤を爆発させた「サブリナ」を完成させた15の時、音楽の道で生きていくことを決意。翌年単身上京。都内の高校へ通いながら、2012年2月メジャー・デビューを果たし、1stアルバム「LEO」がオリコン2週連続2位を記録。第54回日本レコード大賞最優秀新人賞他多数の新人賞を受賞。以後、数多くのドラマ主題歌やCMソングなどを担当。2020年1月29日、16枚目となるニューシングル「未完成」(フジテレビ系月9ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」主題歌)をリリース。
5月13日には、自身初となるEP「Answer」のリリースを予定している。

ちはや・あかね 1979年、北海道生まれ。2008年、『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。翌年、同作にて第37回泉鏡花文学賞を、13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞を受賞。同年に『あとかた』、14年に『男ともだち』で直木賞候補に選出。
 著書に『透明な夜の香り』『さんかく』『神様の暇つぶし』『正しい女たち』『西洋菓子店プティ・フール』『ガーデン』『からまる』『クローゼット』などのほか、エッセイ集『わるい食べもの』、尾崎世界観氏との共著『犬も食わない』などがある。

別冊文藝春秋からうまれた本

文春文庫
西洋菓子店プティ・フール
千早茜

定価:715円(税込)発売日:2019年02月08日

文春文庫
男ともだち
千早茜

定価:781円(税込)発売日:2017年03月10日

電子書籍
別冊文藝春秋 電子版30号(2020年3月号)
文藝春秋・編

発売日:2020年02月20日

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