※門井さん撮影

 塔屋のてっぺんには、風見鶏ならぬ風見ペンが設置されている。

「仕事を終えて帰るときにふと目を遣ると、朝見上げたときとは位置が変わっている。家のどこか一部でも常に変化しているというのは、なんだか気分のいいものだなと感じています」


写真:深野未季

別冊文藝春秋からうまれた本