高校生直木賞実行委員会は、第165回・第166回直木賞候補10作品より、以下の6作品を第9回高校生直木賞候補作と決定しました。
逢坂冬馬(あいさか とうま) 『同志少女よ、敵を撃て』 早川書房
一穂ミチ (いちほ みち) 『スモールワールズ』 講談社
今村翔吾(いまむら しょうご) 『塞王(さいおう)の楯(たて)』 集英社
佐藤究(さとう きわむ) 『テスカトリポカ』 KADOKAWA
澤田瞳子(さわだ とうこ) 『星落ちて、なお』 文藝春秋
米澤穂信(よねざわ ほのぶ) 『黒牢城(こくろうじょう)』 KADOKAWA
高校生直木賞とは全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。前回は伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』と加藤シゲアキさんの『オルタネート』がまったくの同票で、史上初のW受賞となりましたが、高校生らしい着眼点と瑞々しいセンスに溢れる討論は、毎回白熱し、数時間に及んできました。
本年の高校生直木賞には全国から38校が出場、選考会は5月22日にオンラインで行われ、詳細は「オール讀物」7月号(6月22日発売号)で発表の予定です。
前回の様子はこちら
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