先週21日、漫画版『烏は主を選ばない』3巻が発売となりました!
今巻は、原作では「テンポが悪くなるからなぁ」という理由でばっさりカットされた(回想という形にしちゃった)雪哉の谷間生活が、松崎夏未先生の解釈でガッツリ補完されています。
松崎さんのオリジナルストーリーは、毎回原作最新刊(果ては『オール讀物』で発表したばかりの最新短編)までの内容を踏まえて作成されています。ネームを拝読する度に「あ、ここにあの要素を持ってくるんだ!?」とびっくりするような発見があり、「これこそ松崎さんにコミカライズをやって頂く醍醐味よな……私はなんて贅沢な原作者なんだ……」と感動に浸っております。
単行本には毎度ハッピーな描き下ろしのオマケもついているので、一話一話追って下さっている方にも是非ご確認頂きたいですね。今回は何故か某市柳先輩の最新コーディネートも楽しめます。あいつ原作だと『烏は主を選ばない』には影も形もないんですけど、コミカライズだと異様な存在感を放っていますね……?
今回はTwitterを利用した質問企画(スペース配信というんでしょうか? )がありまして、このコラムが公開される頃には、アーカイブで聴けるようになっているはずです。去年、『追憶の烏』が発売された後の対談では、松崎さんが読者さん代表として私に質問する形でしたので、今回は私が読者さんに代わり、しっかり松崎さんの秘密に迫っていきたいと思います!
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