最後の難所・八丁越――12人の刺客が来る
頭成の湊に着き、森藩の国家老・嶋内と商人・小坂屋の不穏な結びつきを知った小藤次は、ある過去の出来事を思い出した。一方、瀬戸内海の旅を経て新技「刹那の剣」を生み出した駿太郎は、剣術化としての生き方を問うべく大山積神社での勝負に臨む――。
森城下を目指す参勤の一行を難所・八丁越で待ち受ける十二人の刺客とは!
文春文庫 7月のラインナップ
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- タイトル
- 八丁越
- 著者名
- 佐伯泰英
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 参勤行列が襲われる? 三か月連続刊行
江戸を出立して40日。瀬戸内海の旅を経て、豊後森藩の城下へ近づく小籐次。夜明けの八丁越で参勤行列に襲い掛かるのは何者か?
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- タイトル
- 熱源
- 著者名
- 川越宗一
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 直木賞受賞作、遂に文庫化
日本人にされそうになったアイヌ。ロシア人にされそうになったポーランド人。文明を押し付けられた二人が守り抜きたいものとは?
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- タイトル
- 悲愁の花
- 著者名
- 岡本さとる
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- お竜、人としての喜びを知る
連続刊行となる『仕立屋お竜』。第二巻では「隠居の文左衛門」が「地獄への案内人」を結成するきっかけになった事件が明らかに!
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- タイトル
- 父の声
- 著者名
- 小杉健治
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 50万部を突破した『父からの手紙』に続く、感動のミステリー
男に騙され覚醒剤に手を染めた娘。父親は娘を救うためある決意をするのだが……。書下ろしで贈る、感動のミステリー。
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- タイトル
- 海の十字架
- 著者名
- 安部龍太郎
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 戦国時代こそが、「開国」の瞬間だった!
長尾景虎、大村純忠ら乱世を生き抜いた戦国武将たち。彼らの原点を、大航海時代とリンクした全く新しい戦国史観で綴る短編集。
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- タイトル
- 神様の暇つぶし
- 著者名
- 千早茜
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- あのひとを知る前の自分にはもう戻れない
あの夏の夜、亡くなった父より年上の男が異様な姿であらわれた。わたしの欲望も嘘もさらけ出させたあのひと。心を抉る恋愛小説。
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- タイトル
- 想い出すのは
- 著者名
- 田牧大和
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 藍千堂謹製、想い出に色を添える菓子三品
藍千堂に難しい誂え菓子を頼む客が立て続けに現れた。偶然とは思えず幸次郎が調べると、百瀬屋の贔屓客だった旗本が浮かび上がった。
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- タイトル
- フクロウ准教授の午睡
- 著者名
- 伊与原新
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 学長選挙に暗躍するダーク・ヒーローあらわる!
学長選挙が迫る地方国立大に現れた型破りな准教授・袋井。権謀術数うずまく学内で学長候補のスキャンダルを次々と暴く彼の正体は?
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- タイトル
- 昭和天皇の声
- 著者名
- 中路啓太
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 小説家の想像力で天皇の胸中を描く
昭和五〇年、アメリカ雑誌の取材を受ける直前、昭和天皇が思い出していた情景とは。戦前から戦後にかけて、稀代の君主を巡る連作集。
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- タイトル
- 絢爛たる流離
- 著者名
- 松本清張
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 3カラットのダイヤが引き起こす12の悲劇
戦前から戦後にかけて、豪華な指輪が次々と持ち主を変えながら数奇な運命をたどる。欲望と愛憎の人間ドラマを描く傑作連作推理小説。
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- タイトル
- 無恥の恥
- 著者名
- 酒井順子
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- SNS登場で激変! 「恥ずかしがり屋の日本人」はどこに消えた?
古来「恥の文化」を生きてきた日本人。SNS上で「自慢したい!」欲望が溢れ出し……古今東西の恥の感覚を陳列する抱腹絶倒の一冊。
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- タイトル
- マイ遺品セレクション
- 著者名
- みうらじゅん
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- マイブームの集大成!
「人に見せて笑ってもらうこと」を前提に、生前整理は一切やらずに集め続けている収集品を大公開。文庫特典インタビューも収録。
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- タイトル
- イヴリン嬢は七回殺される
- 著者名
- スチュアート・タートン
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 究極の特殊設定ミステリ、文庫化!
犯人を見つけるまで令嬢は何度も殺される。殺人の夜をタイムループし、関係者の人格を転移しながら真相を追え。阿津川辰海氏絶賛。
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- タイトル
- 私のマルクス
- 著者名
- 佐藤優
- 発売日
- 2022/07/06
- 作品紹介
- 稀代の論客はこうして作られた
「私は人生で三度マルクスに出会っている」。浦和高校、同志社大学で過ごした濃密な青春の日々が甦る、著者初の思想的自叙伝。
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2022.06.02文春オンライン