高校生直木賞実行委員会は、第169回・第170回直木賞候補11作品より、以下の5作品を第11回高校生直木賞候補作と決定いたしました。
河﨑秋子(かわさき あきこ)『ともぐい』新潮社
嶋津輝(しまづ てる)『襷がけの二人』文藝春秋
永井紗耶子(ながい さやこ)『木挽町のあだ討ち』新潮社
万城目学(まきめ まなぶ)『八月の御所グラウンド』文藝春秋
宮内悠介(みやうち ゆうすけ)『ラウリ・クースクを探して』朝日新聞出版
高校生直木賞とは全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近1年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。前回は凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』が受賞となりました。高校生らしい着眼点と瑞々しいセンスに溢れる討論は、毎回白熱し、数時間に及んできました。
本年の高校生直木賞には全国から47校が出場、地方予選は4月21日、全国大会は5月19日に行われ、詳細は「オール讀物」7月号(6月22日発売号)で発表の予定です。
前回の様子はこちら
第10回高校生直木賞 全国大会レポート
第10回高校生直木賞 参加生徒の声
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