- 2024.12.04
- 特集
年末年始に読みたい! 文春文庫 オブ・ザ・イヤー2024
文:文春文庫部
ジャンル :
#小説
,#エンタメ・ミステリ
,#ノンフィクション
,#政治・経済・ビジネス
,#随筆・エッセイ
街中にクリスマスムードが漂い、心がときめく今日この頃。恒例の「文春文庫 オブ・ザ・イヤー」をお届けさせていただきます。
年末年始をゆったり過ごす際の読書時間に、また、大切な方へのプレゼントに、おすすめの作品が揃っています。
ぶんこアラのPOP、オビが目印です。是非書店で手に取ってみてください。
「文春文庫 オブ・ザ・イヤー」各部門のNo.1をご紹介します。
【★新刊本 No.1】
『透明な螺旋』(東野圭吾)
新刊本の第1位は、ガリレオシリーズの最新文庫です。
「あの日 手放した子は 今どこに?」
という謎めいたキャッチフレーズが掲げられた傑作ミステリー。
南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。
巻末には、短篇「重命る(かさなる)」が特別収録されています。
12月6日は「東野圭吾を爆流(バズ)らせろ!」キャンペーンの結果も発表される予定です。ご期待ください。
【★既刊本 No.1】
『夜明けのすべて』(瀬尾まいこ)
2024年2月に、映画「夜明けのすべて」が公開され、松村北斗さんと、上白石萌音さんの演技が、多くの人の心に届いたことも記憶に新しい今作。
PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない美紗。パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。
友達でも恋人でもないけれど、互いの事情と孤独を知り同志のような気持ちが芽生えた二人は、自分にできることは少なくとも、相手のことは助けられるかもしれないと思うようになり、少しずつ希望を見出していく――。
人生は苦しいけれど、救いだってある。
そんな二人の奮闘を、温かく、リアルに、ときにユーモラスに描き出し、誰もが抱える暗闇に一筋の光を照らすような心温まる物語。
【★発掘本 No.1】
『葉桜の季節に君を想うということ』(歌野晶午)
最後の1行まで あなたの心を離さない。
累計100万部突破!の傑作ミステリー。
最後の「映像化不可能 小説」!
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして――。
あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。
文春文庫 オブ・ザ・イヤー 2024 全リスト
『棚からつぶ貝』
『未来のだるまちゃんへ』
『ある小さなスズメの記録』
『星の王子さま』
『他者の靴を履く』
『赤い砂』
『葉桜の季節に君を想うということ』
『対岸の彼女』
『人魚のあわ恋』
『ロータスコンフィデンシャル』
『小隊』
『ゆうれい居酒屋』
『ナナメの夕暮れ』
『香君4』
『おまえの罪を自白しろ』
『夜明けのすべて』
『働く男』
『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』
『神様の暇つぶし』
『夏物語』
『女のいない男たち』
『生涯投資家』
『シャイロックの子供たち』
『少年と犬』
『夢見る帝国図書館』
『銀の猫』
『白光』
『鍵のない夢を見る』
『上機嫌な言葉 366日』
『透明な螺旋』
『レイクサイド』
『酔いどれ卵とワイン』
『ある男』
『満月珈琲店の星詠み~月と太陽の小夜曲~』
『凍結事案捜査班 時の呪縛』
『青い壺〈新装版〉』
『ナイルパーチの女子会』
『銀漢の賦』
『李王家の縁談』
『星落ちて、なお』
この他話題の本やフェア情報、文庫解説が読める文春文庫のサイトはこちら!
-
『皇后は闘うことにした』林真理子・著
ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。
応募期間 2024/11/29~2024/12/06 賞品 『皇后は闘うことにした』林真理子・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。