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年末年始に読みたい! 文春文庫 オブ・ザ・イヤー2022

年末年始に読みたい! 文春文庫 オブ・ザ・イヤー2022

文:文春文庫部


ジャンル : #小説 ,#エンタメ・ミステリ ,#ノンフィクション ,#政治・経済・ビジネス ,#随筆・エッセイ

今年も「文春文庫 オブ・ザ・イヤー」の季節がやってきました。

年末年始のお供に、大切な方へのプレゼントに、自分へのご褒美に、おすすめの作品が揃っています。

ぶんこアラのPOP、オビが目印です。是非書店で手に取ってみてください。


「文春文庫 オブ・ザ・イヤー」各部門のNo.1をご紹介します。

【★総合No.1】

『沈黙のパレード』(東野 圭吾)

『沈黙のパレード』(東野 圭吾)

2018年「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された――

容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む!

ガリレオvs.善良な市民たち

“容疑者X”はひとりじゃない。


【★新刊本No.1】

『傑作はまだ』(瀬尾 まいこ)

『傑作はまだ』(瀬尾 まいこ)

「永原智です。はじめまして」そこそこ売れている50歳の引きこもり作家の元に、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子が、突然やってきた。孤独に慣れ切った世間知らずな加賀野と、人付き合いも要領もよい智。血の繋がりしか接点のない二人の同居生活が始まる――。明日への希望に満ちたハートフルストーリー。

130万部突破の『そして、バトンは渡された』の次に書かれた本作。バトンでは、血の繋がらない家族の姿を描き、今回は逆に血の繋がりだけの関係しかない父子を描きます。そこそこ売れている引きこもり作家・加賀野のもとに、突然、25歳の青年・智がやってきます。智は、その存在は知っていたけれど今まで会ったことのない息子。健やかで人づきあいもいい智に振り回される加賀野ですが、少しずつ心の扉を開いていきます。瀬尾さんの温かくやさしいユーモアに包まれた小説です。


【★既刊本No.1】

『女のいない男たち』(村上 春樹)

『女のいない男たち』(村上 春樹)

第94回アカデミー賞国際長編映画賞受賞作『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督・脚本/西島秀俊・主演/2021年公開)原作。

同映画は第74回カンヌ国際映画祭脚本賞など4部門、第56回全米映画批評家協会賞作品賞など4部門、第79回ゴールデングローブ賞非英語映画賞ほか、全世界で90冠以上受賞。

6人の男たちは何を失い、何を残されたのか? 
本書は村上春樹が「月刊文藝春秋」「MONKEY」などに発表した作品をまとめ、2014年に発表した短編集。累計100万部突破のベストセラー!

舞台俳優・家福を苛みつづける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのか…(「ドライブ・マイ・カー」)。
妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み、謎に追いかけられる(「木野」)。

ほか、「イエスタデイ」「独立器官」「シェエラザード」「女のいない男たち」など。

封印されていた記憶の数々を解くには、今しかない――見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。



文春文庫 オブ・ザ・イヤー 全リスト

小隊
モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
ゆうれい居酒屋
おやつが好き お土産つき
傑作はまだ
悲しみの秘義
出会いなおし
銀の猫
未来のだるまちゃんへ
ある小さなスズメの記録
きみは赤ちゃん
革命前夜
沈黙のパレード
猫を抱いて象と泳ぐ
選択の科学
クリスマス・プレゼント
老い力
妖の華
時をかけるゆとり
義経〈新装版〉 上
義経〈新装版〉 下
マチネの終わりに
おひとりさまの老後
働く男
レイクサイド
アンネの日記 増補新訂版
天下 家康伝 上
天下 家康伝 下
シャイロックの子供たち
隻眼の少女
花の鎖
楽園 上
楽園 下
花のあと
日本のいちばん長い日 決定版
銀漢の賦
女のいない男たち
妖の掟
白い闇の獣
巡礼の家


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