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「圧倒的なリアルに出会える本 ノンフィクション&エッセイ」フェア

「圧倒的なリアルに出会える本 ノンフィクション&エッセイ」フェア

文:文春文庫部


ジャンル : #小説 ,#エンタメ・ミステリ ,#歴史・時代小説 ,#ノンフィクション ,#政治・経済・ビジネス ,#随筆・エッセイ

人間の叡智が時代を切り拓く。感動のノンフィクション&エッセイをいまこそ!
(フェアは一部店舗で開催中です)


「ノンフィクション&エッセイフェア 2023」より

【新刊】林真理子『Go To マリコ』

『Go To マリコ』(林 真理子)

祝ギネス記録達成!のメモリアルエッセイ集

世界を襲った感染爆発(パンデミック)もなんのその。おうち時間は目いっぱい楽しみ、「新しい生活様式」になじめばさっそく飲食店支援に食べ歩き、相撲観戦へと出かける。さらに故郷山梨では「まるごと林真理子展」も開催。未曽有の時代にも躍進する日々を綴った、週刊文春連載人気エッセイ集。

【2大付録収録!】
①番外編対談「祝ギネス記録! 次は小説で世界進出を目指します」
×阿川佐和子(エッセイスト・小説家)
②特別対談 「眞子さまの恋『皇室結婚史』から考える」
×小田部雄次(歴史学者)


【新刊】先崎学『将棋指しの腹のうち』

『将棋指しの腹のうち』(先崎 学)

勝負メシより勝負酒?

対局中の食事が話題になる棋士の世界。しかし本当のドラマは勝負後の打ち上げで起こる。現役棋士が描く誰も知らない勝負師達の素顔。


【新刊】平松洋子『肉とすっぽん』

『肉とすっぽん』(平松 洋子)

牛、馬、猪、鹿、鴨、鳩、鯨、羊、すっぽん、内臓……

「人はなぜ肉を食べるのか」

問いを掲げた平松さんは、日本全国十か所をめぐり、十種の「肉」と 人とのかかわりを徹底取材。ひとつの文化として肉をめぐる諸相をとらえ、動物とその肉について、見て、聞いて、食べて、深くその根源を考えた前代未聞のルポルタージュ。

 胸骨の端にそっと指を入れて横隔膜といっしょに引き上げると、紫色に光るかたまりがぽろんと現れた。 (中略)ぷりっぷりのレバーの一片をそっと口のなかに入れた。(本文4章 「鳩」より)

「生きもの」が「食べもの」になるまでの間には実に様々な工夫や技術が介在し、「うまい肉はつくられる」ことがわかる。

信念を貫き、魅力的な多くの日本人の「仕事」の歴史にも光を当てたエキサイティングな傑作ノンフィクション。

解説 角幡唯介


柳田邦男『空白の天気図』

『空白の天気図』(柳田 邦男)

大震災と原発被害の今こそ、この悲劇に学べ

昭和20年、原爆で壊滅した広島を大型台風が襲った。二重災害の悲劇の全貌を掘り起こした柳田邦男ノンフィクションの傑作を復刊。


星野道夫『旅をする木』

『旅をする木』(星野 道夫)

広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカで暮すエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描くエッセイ集


上野千鶴子『おひとりさまの老後』

『おひとりさまの老後』(上野 千鶴子)

結婚していようがいまいが、だれでも最後はひとり

智恵と工夫さえあれば、老後のひとり暮らしは怖くない。おひとりさまブームを巻き起こした75万部のベストセラー。

解説・角田光代


木村盛武『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』

『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』(木村 盛武)

三毛別事件「百年目の真実」

1915年12月、北海道苫前村の開拓地に突如現れた巨大なヒグマは、一軒の民家に押し入り、阿部マユと預かり子の幹雄を惨殺。村人たちは恐怖に震えながらも、ヒグマ退治に乗り出すが、冬眠しそこねて“穴持たず”となり凶暴化したヒグマは、悪魔のような知恵を働かせて、村人たちを次々と牙にかけていく――。

死者8名という世界的にみてもヒグマによる食害事件としては類をみない最悪の惨劇となった「三毛別(さんけべつ)事件」の全貌を、生存者たちへの貴重な証言をもとに描き出す戦慄のノンフィクション。文庫化にあたり、著者の『ヒグマそこが知りたい 理解と予防のための10章』より、著者自身のヒグマとの遭遇事件、さらに福岡大学ワンゲル部の日高山系におけるヒグマ襲撃事件、写真家・星野道夫氏の事件など別のヒグマによる食害事件を検証した二章を特別収録!


沢木耕太郎『敗れざる者たち〈新装版〉』

『敗れざる者たち〈新装版〉』(沢木 耕太郎)

勝負の世界に青春を賭け、燃え尽きていった者たちのロマンを描く、 スポーツノンフィクションの名作!

登場するのは、クレイになれなかった男・カシアス内藤、栄光の背番号3によって消えた三塁手、自殺したマラソンの星・円谷幸吉、など。

沢木耕太郎が、徒弟修業中の自分にひとつの可能な道筋が見えてきた、と語る、自身の出発点ともいえる記念碑的作品。

解説・北野新太(報知新聞記者・著書に将棋棋士を題材にした『透明の棋士』(ミシマ社、2015年)がある)



文春文庫 「ノンフィクション&エッセイフェア 2023」対象本

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義
帳簿の世界史
絵のある自伝
Black Box
反日種族主義 日韓危機の根源
大谷翔平 野球翔年 Ⅰ 日本編2013‐2018
無私の日本人
人口減少社会の未来学
おひとりさまの老後
モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
生き上手 死に上手
そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ
たとへば君 四十年の恋歌
極夜行
とめられなかった戦争
慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件
敗れざる者たち〈新装版〉
甦るロシア帝国
勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版
現代語裏辞典
運命の絵 もう逃れられない
あの戦争と日本人
旅をする木
行動学入門
父の詫び状 〈新装版〉
空白の天気図
「空気」の研究〈新装版〉
Go To マリコ
将棋指しの腹のうち
肉とすっぽん


この他話題の本やフェア情報、文庫解説が読める文春文庫のサイトはこちら

文春文庫
Go To マリコ
林真理子

定価:715円(税込)発売日:2023年03月08日

文春文庫
将棋指しの腹のうち
先崎学

定価:693円(税込)発売日:2023年03月08日

文春文庫
肉とすっぽん
日本ソウルミート紀行
平松洋子

定価:836円(税込)発売日:2023年03月08日

文春文庫
空白の天気図
柳田邦男

定価:935円(税込)発売日:2011年09月02日

文春文庫
旅をする木
星野道夫

定価:704円(税込)発売日:1999年03月10日

文春文庫
おひとりさまの老後
上野千鶴子

定価:748円(税込)発売日:2011年12月06日

文春文庫
慟哭の谷
北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件
木村盛武

定価:737円(税込)発売日:2015年04月10日

文春文庫
敗れざる者たち
沢木耕太郎

定価:770円(税込)発売日:2021年02月09日

プレゼント
  • 『グローバルサウスの逆襲』池上彰・佐藤優 著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/4/19~2024/4/26
    賞品 新書『グローバルサウスの逆襲』池上彰・佐藤優 著 5名様

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