東野圭吾さんのガリレオシリーズ最新長編『永遠の記憶』が、8月5日に発売されました。
刊行に合わせて実施しているキャンペーン第1弾「あなたとガリレオの記憶」リレーには、初めて読んだ日のこと、好きな登場人物、忘れられないトリックなど、読者のみなさんから数多くの記憶が寄せられています。
上司から手渡された一冊。
姉に図書室から借りてきてもらった一冊。
家族全員が読み終わるまで、感想を話せなかった一冊。
進むべき道を決めてくれた一冊。
読者一人ひとりの人生に残る物語を紹介しながら、次に読んでほしい作品へとバトンをつないできた全10回。シリーズ既刊10作品の魅力を、まとめて紹介します。
第1回 上司がくれた『容疑者Xの献身』。あの夜からガリレオは始まった
激務の日々、上司から手渡された『容疑者Xの献身』。読み返せば、張りつめた職場の空気や、深夜に聴いたジャズ、将来への不安までよみがえるといいます。
Sさんが次にすすめるのは、シリーズの原点『探偵ガリレオ』。湯川学と草薙刑事の関係、科学で謎を解く面白さは、ここから始まりました。
第2回 父としての「道標」になった『真夏の方程式』。人生の難題にぶち当たった時、ガリレオは……。
独身時代に読んだ『真夏の方程式』を、父親になってから再び手に取った男性。少年の疑問に向き合う湯川の姿が、毎日「なんで?」と尋ねる息子との接し方を教えてくれました。
次にすすめるのは『予知夢』。一見オカルトに思える現象を頭ごなしに否定せず、一つずつ確かめていく湯川の姿勢に、子どもの好奇心に寄り添うヒントがあります。
第3回 小4の私を小説好きにした、姉の『予知夢』
小学4年生のとき、中学生の姉が図書室から借りてきてくれた『予知夢』。小学校の図書室にはなかったため、その後も姉に頼み、シリーズを次々と借りてもらったといいます。
「初めて小説を面白いと思わせてくれた作品」。次に選んだ『禁断の魔術』では、科学者としてだけではない、湯川学の人間味と正義感に触れることができます。
第4回 家族に話したくてたまらなかった『沈黙のパレード』
家族でガリレオシリーズを読むKさんの家には、「全員が読み終わるまでネタバレ禁止」というルールがあります。
『沈黙のパレード』は、そのルールを守るのが苦しくなるほど、誰かと感想を語りたくなる作品でした。次にすすめる『透明な螺旋』では、事件の謎だけでなく、これまで語られなかった湯川自身の過去が明かされていきます。
第5回 「捜査に協力したくない」という湯川を、内海薫はどうやって口説いた?
『容疑者Xの献身』を読み終え、「湯川と草薙はもう以前のように捜査できない。シリーズは終わってしまった」と感じたHさん。
ところが『ガリレオの苦悩』には、湯川を再び捜査へと引き戻そうとする内海薫が登場します。書店で新刊を開き、シリーズが新しい段階へ進んだことに泣いてしまったそうです。
次にすすめるのは、湯川と草薙の長年の友情を短篇で味わえる『虚像の道化師』です。
第6回 湯川学は人生の戦友だ。苦しいときこそ、『聖女の救済』のガリレオの姿が浮かぶ!
激動の時代を生きるなかで、湯川学を「人生の戦友」と感じてきたTさん。『聖女の救済』で描かれる、美しくも恐ろしい「虚数解」のトリックと、湯川のぶれない姿勢に強く心を揺さぶられました。
次にすすめるのは『容疑者Xの献身』。鮮烈なトリックと「究極の愛」を描いた、二つの長編を続けて味わえます。
第7回 本好き3人への誕生日プレゼントは、全部『禁断の魔術』
Gさんにとって『禁断の魔術』は、「絶対にこのシリーズを追い続ける」と決めた一冊。今年、本好きの知人3人に贈った誕生日プレゼントも、すべてこの作品でした。
とりわけ心に残ったのは、初めて重大な任務を任された内海薫が、自分の信じる道を選ぶ姿です。次にすすめる『ガリレオの苦悩』へ戻れば、湯川と出会った新人刑事が成長していく歩みを追うことができます。
第8回 進路に悩んでいるときに出会った小説――『透明な螺旋』
10代前半のYさんが、初めて読んだ小説は『透明な螺旋』でした。
暇さえあれば読み返し、理系的なアプローチで謎に挑む湯川の姿に触れて、「理系の道に進もう」と決意。いまも手作りのブックカバーをかけ、原点を忘れないよう、いつも目の届く場所に置いています。
次にすすめるのは、天才数学者が作り出した渾身のトリックに圧倒される『容疑者Xの献身』です。
第9回 文庫派の私が、初めて単行本で買った『虚像の道化師』
普段は文庫を選ぶKさんが、初めて単行本で購入したガリレオ作品が『虚像の道化師』でした。当時放送されていたテレビドラマと原作の違いも楽しみながら読んだといいます。
次にすすめる『沈黙のパレード』は、単行本、文庫、映画と三度味わった作品。同じ物語でも、触れるたびに、事件に関わった人々の思いがより深く見えてきました。
第10回 母から娘へ、受け継がれた『探偵ガリレオ』
東野圭吾さんのファンだった母にすすめられ、小学生のときに『探偵ガリレオ』を読んだMさん。この一冊をきっかけに、読書が大好きになりました。
大学生になった今年、母が長く大切に保管してきたその本を譲り受けたといいます。
母から娘へ手渡された、シリーズの原点。Mさんが次にすすめるのは、「とにかく泣ける」という『容疑者Xの献身』です。
あなたは、どの一冊から読み始めますか?
不可能に思える現象を、科学で解き明かしていく短篇。
一つの事件の奥にある、愛や罪、孤独を描く長編。
湯川と草薙の長い友情。
内海薫が刑事として成長していく姿。
そして、作品を読む読者自身の人生。
ガリレオシリーズは、どの作品からでも楽しむことができます。一冊を読み終えれば、そこで出会った湯川学の別の顔を知りたくなり、次の一冊へと手を伸ばしたくなるはずです。
東野圭吾さんが生み出した物語は、これからも、家族から家族へ、友人から友人へ、読者から読者へと手渡されていくでしょう。
あなたの心に残るガリレオは、どの一冊ですか。
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「あなたとガリレオの記憶」リレーの応募締切は、2026年8月31日23時59分です。
ご応募いただいた方の中から抽選で、図書カードNEXT5000円分(5名様)や、「帝都大学」オリジナルボールペン&湯川学の名刺ステッカーセット(50名様)といった豪華賞品が当たります。
ふるってご応募ください。


















