書評
記事一覧
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私が逢坂剛師匠から(勝手に)授かった、最も重要な「小説作法」がここにある
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円熟期の作家が「書きたくてたまらなかった」現代ミステリー
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<恐怖の帝王>が贈る新たなホラー巨編。息子との共著で何が変わったのか?
2023.01.13書評 -
道標の人 池波正太郎
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東山彰良は旅人である。
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大野藩はなぜ黒字だった? 畠中作品で唯一の〈歴史小説〉はここから始まった
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少しだけ強くなれる――やりきれなさを抱えて働く人々の鎧にも刀にもなる物語
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沈滞する日本社会に活路はある? 希望を抱かせてくれる力強いメッセージ――浜田敬子『男性中心企業の終焉』(文春新書)に寄せて
2022.12.28書評 -
正気の人間なんか、この世にいない――何度読んでも戦慄する極悪刑事の狂気
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内外の悲劇を見聞きしながらも、人間を信頼して、世界と向き合って描いた物語
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デビュー作から17年の時を経たからこそ描けた「生き続ける悲しみ」
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史実と史実の隙間に存在した人間の葛藤を掬い上げた傑作!!
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未来の可能性へ想像力を働かせること。それを希望というのだろう。
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父と娘という新たな光を得て、彼女たち「娘」の作品や言葉が再び広く知られていくことを願う――梯久美子『この父ありて 娘たちの歳月』に寄せて
2022.11.11書評 -
忘れたことを忘れないために
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既成概念を覆すSF小説
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なぜ『恋』は文学と相性がいいのか――私が山田詠美から教わったこと
2022.10.14書評 -
奇跡の人工万能細胞の開発競争をめぐる光と闇を描いた医療サスペンス
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戦争の「正史」に背を向けた女たちの語り
2022.09.16書評 -
万城目ワールドの根幹をなす「観察記」かつ、面白さも天下一品の「奮闘記」
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初代担当編集者が語る“異能の理系作家”の素顔と想い出
2022.09.13書評 -
ふわふわの羊毛、盛岡のあつあつ「ちいたん」…何度も立ち止まりたくなる小説
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だからマコトは、年を取らない方がいい
2022.09.09書評 -
現代の地方のリアルな現実を映し出しつつ、ミステリの骨格を際立たせてくれた