書評
記事一覧
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私たちは近い将来、戦争の熱狂と狂気を本当に振り払うことが出来るのか?
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戦争体験者がいなくなる前に。作家が紡ぐ「非国民」と呼ばれた祖父の物語。
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恐怖の深層、京怖の微笑み
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北里と鷗外はなぜ対立したのか? 歴史小説の頂点にして原点
2024.08.12書評 -
早稲田大学競走部駅伝監督・花田勝彦が注目した『俺たちの箱根駅伝』のこころ
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早稲田大学競走部駅伝監督・花田勝彦が注目した『俺たちの箱根駅伝』のことば
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李琴峰が誰からも奪われない/奪わない言葉で紡いだ、唯一無二の小説
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オリンピックはなんのためにあるか
2024.08.08書評 -
吉村昭の「話を引き出す力」の凄まじさ
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大作映画になりそうなスケールとリアリズム
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額縁の中の、ここではないどこか
2024.08.02書評 -
たとえ「けだもの以下」と吐き捨てられても……。北条政子の悲哀と決断
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漱石を師と仰ぎ、約100年もの年月をかけて自らの文学を完成させた長寿作家
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デビュー半世紀! ホラーの帝王の衰えを知らない名人芸
2024.07.17書評 -
年を重ねた男女の恋を独自の視点で描き切った、女性作家の文学的境地
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欲望と競争に翻弄される我々に葉室麟が教えてくれる「人間が幸福になる方法」
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『宮本武蔵』『蟬しぐれ』に続く歴史青春小説の系譜に位置する「剣樹抄」
2024.07.16書評 -
魏の始祖、曹操に見いだされた名将、名臣たちを歴史小説の第一人者が描く!
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源頼朝に「源、北条に次ぐ御家人」と称された…襲来してくる元軍と戦い抜いた“没落一族”の水軍としての矜持
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「夜の言葉」を書く人
2024.07.10書評 -
本が非常口だった
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名文家として知られる153センチの映画監督が木製の踏み台に乗って眺めた景色とは?
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他者の手を借りて、自分という存在を確かめる――それは人間の本能であり、欲望かもしれない 中江有里が『谷から来た女』を読む
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「簡単だよ。あなたの人生を書けばいい」と言葉をかけられ…40代の橘ケンチにとっての“北方謙三の世界観”