- 2023.05.09
- 特集
あなたのいろんな「はじめ」を応援する本、集めました。 文春文庫「はじめの一冊フェア」
文:文春文庫部
ジャンル :
#小説
,#エンタメ・ミステリ
,#歴史・時代小説
,#ノンフィクション
,#政治・経済・ビジネス
,#随筆・エッセイ
春、新生活は落ち着いてきたでしょうか。
最初の大型連休も明けたいまこそ、もう一歩、新たな「はじめ」
文春文庫はあなたのいろいろな「はじめ」を応援します!
素敵な「はじめの一冊」に出合えますように。
「はじめの一冊フェア 2023」より
【新刊】『烏百花 白百合の章』(阿部 智里)
累計190万部のファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝第二弾!
とんでもない意気地なし、と噂の少年・雪哉に剣の指導を頼まれた腕に覚えのある市柳は、おびえる雪哉に自信満々で打ち込むが、まもなく違和感を覚え始める――(「ふゆのことら」)
貴族の少年たちが、父の跡を継いだ職人が、全身全霊で守りたいものとは何か。
山内に生きる人々の幸せを誓った彼、そして、権力闘争のはざまに育つ姫君の心の奥にある思いとは。
読者の胸を刺し貫く魅力でベストセラーとなった異世界ファンタジーシリーズ、震撼の第二部へと橋をかける必読の8編。
【新刊】『青春とは、』(姫野 カオルコ)
1970年代、普通の高校生だった私たち
定年退職しシェアハウスに越してきた独身の乾明子。
借りたままの本や名簿から、映画を見ているかのように地方の共学の公立高時代が蘇る。胸キュンもスマホもなく地味なだけ。でもなぜあんなにオカシかったのだろう。
これまでの青春小説がとりこぼしてきた部分を掬った、すべての大人に贈る青春小説。
解説・タカザワケンジ
『そして生活はつづく』(星野 源)
俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集
携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。
『レキシントンの幽霊』(村上 春樹)
氷男は南極に戻り、獣はドアの隙間から忍び込む。幽霊たちはパーティに興じ、チョコレートは音もなく溶けてゆく。短篇七篇を収録
『勝手にふるえてろ』(綿矢 りさ)
恋愛、しないとだめですか?
賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちもほしい、どっちも欲しくない。迷いながら、ぶつかりながら、不器用に進んで
『鍵のない夢を見る』(辻村 深月)
直木賞受賞! 私たちの心の奥底を静かに覗く傑作集
どこにでもある町に住む、盗癖のあるよそ者の女、婚期を逃した女の焦り、育児に悩む若い母親……彼女たちの疲れた心を待つ落とし穴。
『西洋菓子店プティ・フール』(千早 茜)
下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
フランスて菓子作りの修業をしたパティシエールの亜樹は、菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連客たち……。店を訪れる人々が抱える様々な事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。巻末にパティシエール・岩柳麻子さんとの対談を収録。解説・平松洋子
『長いお別れ』(中島 京子)
中央公論文芸賞、日本医療小説大賞のW受賞作
かつて中学の校長だった東昇平はある日、同窓会に辿り着けず、自宅に戻ってきてしまい、心配した妻に伴われて受診した病院で認知症だと診断される。
昇平は、迷い込んだ遊園地で出会った幼い姉妹の相手をしたり、入れ歯を次々となくしたり、友人の通夜でトンチンカンな受け答えを披露したり。妻と3人の娘を予測不能なアクシデントに巻き込みながら、彼の病気は少しずつ進行していく。
そして、家族の人生もまた、少しずつ進んでいく。
認知症の父を支える妻と娘たちが過ごした、あたたかくも切ない、お別れまでの10年の日々。
文春文庫 「はじめの一冊フェア 2023」対象本
『羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇』
『大名倒産 上』
『大名倒産 下』
『烏百花 白百合の章』
『発現』
『風と共にゆとりぬ』
『希望が死んだ夜に』
『くちなし』
『かばん屋の相続』
『死神の精度』
『やわらかなレタス』
『祐介・字慰』
『蛇を踏む』
『太陽と毒ぐも〈新装版〉』
『四月になれば彼女は』
『ガラスの城壁』
『さよなら、ニルヴァーナ』
『私の男』
『十代に共感する奴はみんな嘘つき』
『へぼ侍』
『竜馬がゆく 一〈新装版〉』
『小学五年生』
『夏の裁断』
『春の庭』
『戸村飯店 青春100連発』
『穴あきエフの初恋祭り』
『刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄』
『幽霊人命救助隊』
『西洋菓子店プティ・フール』
『鍵のない夢を見る』
『ランニング・ワイルド』
『猛スピードで母は』
『長いお別れ』
『現代日本文学館 李陵 山月記』
『黄金色の祈り』
『まんまこと』
『サロメ』
『青春とは、』
『ふたご』
『増山超能力師事務所』
『そして生活はつづく』
『最愛の子ども』
『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』
『我らが隣人の犯罪』
『まほろ駅前多田便利軒』
『ソロモンの犬』
『時の罠』
『猫が見ていた』
『69 sixty nine』
『星々の舟』
『レキシントンの幽霊』
『京洛の森のアリス』
『熱帯』
『テティスの逆鱗』
『ナイルパーチの女子会』
『世界堂書店』
『勝手にふるえてろ』
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』
『IT(1)』
『自転車泥棒』
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