北海道・小樽で開かれる読書会をテーマとした小説『よむよむかたる』。
「こんな読書会があったら私も入りたい!」「本って、絆っていいな」といった応援の声が続々と寄せられています。
『よむよむかたる』あらすじ
物語の舞台は「小樽」。
コロナ禍が明け、『喫茶シトロン』には80代、90代が中心の「坂の途中で本を読む会」の6人のメンバーが集います。課題本を音読し、意味や解釈を語り合う中で、亡くなった息子や小学校の教え子たちとの思い出など、さまざまなエピソードが蘇ってきます……。
小説家という夢に挫折し、『シトロン』の雇われ店長になった主人公の安田は、読書会に立ち会うたびに少しずつ心が揺り動かされていきます。
そして、発足20周年の公開読書会当日を迎えたとき、ある大きな変化が訪れるのでした――。
最後のページを読み終えたとき、読者は必ず小樽の街を訪れたくなり、そして小樽の人たちと触れ合いたくなる、そんな心温まるストーリーです。
全文ためし読み
第一章『老人たちの読書会』
第二章『いつかの手紙』
朝倉かすみさん『よむよむかたる』インタビュー
【著者プロフィール】
朝倉かすみ(あさくら・かすみ)
1960年北海道小樽市生まれ。
2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞を、04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞し作家デビュー。09年『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。19年『平場の月』で第32回山本周五郎賞受賞。
他の著書に、 『ほかに誰がいる』 『てらさふ』 『満潮』『にぎやかな落日』など多数。
■インタビュー記事
⇒ Coming Soon
著者朗読|本の話 ポッドキャスト
■朝倉かすみさんが新刊『よむよむかたる』で描いた、本を読み、人生を語る、みんなの大切な時間。
本好きに刺さりまくる『よむよむかたる』とは?
■久田かおりさん(精文館書店中島新町店)書評
メンバーは78歳から92歳…20年時間を重ねた仲間たちとの「読書会」とは!?
⇒ https://bunshun.jp/articles/-/73387
■全国の書店員さんからの応援メッセージ
「尊さやユーモアがふんわりと広がる心安らぐ物語」「本当に良い読書体験」朝倉かすみさん最新刊『よむよむかたる』が広げる、あたたかな感動の輪。
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9292(第1回)
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9307(第2回)
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9315(第3回)
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9322(第4回)
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9332(第5回)
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9339(第6回)
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9340(第7回)
イベント情報
■9/23(月・祝)朝倉かすみ講演会「日常の中にあるもの」@北海道立文学館
⇒ https://www.h-bungaku.or.jp/event/festival.html#01
■話題の小説に登場する「あのトーストサンド」が北海道の食材で完全再現販売! 小樽「第3倉庫・食とアートのイベント」(10月12~14日)で特別販売
⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/9317
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『烏の緑羽』阿部智里・著
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応募期間 2024/10/09~2024/10/16 賞品 『烏の緑羽』阿部智里・著 5名様 ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。