書評
記事一覧
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戦争の「正史」に背を向けた女たちの語り
2022.09.16書評 -
万城目ワールドの根幹をなす「観察記」かつ、面白さも天下一品の「奮闘記」
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初代担当編集者が語る“異能の理系作家”の素顔と想い出
2022.09.13書評 -
ふわふわの羊毛、盛岡のあつあつ「ちいたん」…何度も立ち止まりたくなる小説
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だからマコトは、年を取らない方がいい
2022.09.09書評 -
現代の地方のリアルな現実を映し出しつつ、ミステリの骨格を際立たせてくれた
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才能は「遺伝」と「環境」どちらによるものか? 女流棋士の“取り替え”計画に2人の子どもが抱いた違和感とは
2022.09.07書評 -
関わるものを皆狂わせる、ロックバンドという魔物——高橋弘希、圧巻の音楽小説
2022.08.22書評 -
頭突き合戦で確かめ合ったハードボイルド作家、先輩・後輩の絆!?
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「軍人とは何か」を知らなければ、戦争を知ることはできない
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坪内祐三が『靖国』で強調した1989年と1995年の意味とは何か?
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冷淡な神に選ばれたい私たち
2022.08.08書評 -
「オレ不器用だからさ」ドリフターズと同じ時代を過ごした放送作家が振り返る、いかりや長介の“最後の言葉”
2022.07.28書評 -
設定と推理の魔術師、強力無比なデビュー作!
2022.07.21書評 -
「英雄とは、戴いた天に臆せず胸を張って生きる者だ」大切な人を喪っても…“義に生きる人々”を描く中国歴史長編
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『熱源』は直木賞に相応しく文学界の大きな収穫である。
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12の短編に12のトリック――トリックを重視した清張さん
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昭和天皇を物語の中心に据えた、他に類例のない面白い歴史小説
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写真がテーマなのではないか
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戦国時代、海は日本に何をもたらしたか――インドで得た新しい歴史認識
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「尊重」「配慮」がひとり歩きする社会のしんどさを描く…芥川賞候補作
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“賢太節”で綴られる、苛立ちや寂しさ…唯一無二の私小説作家、未完の大作
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フェミニズムをアップデートする
2022.06.27書評 -
近代日本屈指の哲学者であり、魂の詩人、そして優れた批評精神の持主
2022.06.17書評