書評
記事一覧
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飛躍を求め続けた作家・吉屋信子の珠玉の随筆
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笑い、悲しみ、時には猛烈に怒る……現代屈指の散文家・森茉莉
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最も救いなく人を恐怖させるもの
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物語の中の〈それでも〉が現実を生きるための浮き輪になる瞬間。
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コロナ下でも一切ブレない通常運転ぶりに戦争経験者の凄みを見た!
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軽やかで奥深い。不安な時代を生きる日本人への応援歌
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教義によって青年に「与え」られ…宗教異端者である少女の“残虐な経験”は、現実の恋愛によく似ている?
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重くてつまらない日常の肯定
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ホームズ×ルパンを彷彿とさせる最強の名探偵老老コンビ
2023.10.13書評 -
雄々しさと艶っぽさ、そして苦悩を抱えた光國の魅力
2023.10.12書評 -
人間、孔子が生きている! 『論語』が新たに甦る!
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「夫とのセックスがうまくいかないワケ」「芸者時代の人に言えない過去」…安心して性の話ができる、“奥様と私”の新しい関係
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イラクの湿地帯に自分の舟を置きっぱなしに…いつも読者を「困惑」させるノンフィクション作家が「またやった」!
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タピオカ屋の隣に数百年前の歴史を伝える史跡が…京都という街に感じる「過去に意図せず触れる」面白さ
2023.09.21書評 -
最悪な治療の歴史を知ってこそ未来への希望がある
2023.09.20書評 -
今こそ取り戻したい幸田文の「身体」
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『1976年のアントニオ猪木』『1984年のUWF』に続く三部作最終巻――旧世代から新世代へと受け継がれていく日本プロレス格闘技
2023.09.15書評 -
私の物語を読む
2023.09.13書評 -
マコトが問いかける。何も解決していないのに、都合よく忘れていないか? と。
2023.09.12書評 -
“百年後の世界でも、はぐれた子どもをキャッチする”作家・辻村深月のたしかさ
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修学旅行を利用して叔父さんにこっそり会いに行く…旅を通して密になる、高校生男女7人の関係が持つ“かがやき”
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藤井太洋の最新作『オーグメンテッド・スカイ』が問いかける「正しさ」に隠されたリアリティ
2023.08.17書評 -
よみがえる京都の夏――万城目学『八月の御所グラウンド』に寄せて
2023.08.11書評 -
トリヴィアル・ファントム論