書評
記事一覧
-
関わるものを皆狂わせる、ロックバンドという魔物——高橋弘希、圧巻の音楽小説
2022.08.22書評 -
頭突き合戦で確かめ合ったハードボイルド作家、先輩・後輩の絆!?
-
「軍人とは何か」を知らなければ、戦争を知ることはできない
-
坪内祐三が『靖国』で強調した1989年と1995年の意味とは何か?
-
冷淡な神に選ばれたい私たち
2022.08.08書評 -
設定と推理の魔術師、強力無比なデビュー作!
2022.07.21書評 -
『熱源』は直木賞に相応しく文学界の大きな収穫である。
-
12の短編に12のトリック――トリックを重視した清張さん
-
昭和天皇を物語の中心に据えた、他に類例のない面白い歴史小説
-
写真がテーマなのではないか
-
戦国時代、海は日本に何をもたらしたか――インドで得た新しい歴史認識
-
フェミニズムをアップデートする
2022.06.27書評 -
近代日本屈指の哲学者であり、魂の詩人、そして優れた批評精神の持主
2022.06.17書評 -
紀伊宮原、紀伊田辺、紀伊勝浦……なぜ紀勢本線の駅は“紀伊”だらけなのか
-
名もなき人々の視点から描いた〈安史の乱〉。清張賞受賞の一大歴史ロマン
-
魂を削って生まれた静謐で気骨ある一冊
-
純粋なまま大人になることは不可能なのか? これは現代に生きる我々の物語だ
-
稲垣足穂、三島由紀夫、ダ・ヴィンチ…古今東西の死者たちが繰り広げる“言葉と想念のパノラマ”
-
「私はCGを評価しない」ハリウッド映画の制作現場で働く女性たち、新旧世代の“せめぎあい”
-
ドゥルーズ的な視線と〈私〉の不均衡ぶりが面白い「哲学的紀行的私小説」
-
一瞬と贅沢と想像力
2022.05.20書評 -
読者待望の「面白い物語」×「かっこいいヒーロー」
-
普遍的価値をもつこの稀有な旅の記録に、読者は思わず膝をのりだすに違いない
2022.05.17書評 -
負のスパイラルに入りながらも、大切なものを「信じる」ということ